自力建設 公開コンペ+竣工式
5月30日。17期自力建設の公開コンペと16期自力建設の竣工式という自力建設デーとなりました。
今年度(早いもので17期です)の自力建設のテーマは野生動物解体処理実習場。
クリエーター科木造建築専攻一年生の3名が、ちょうど1カ月かけて練ってきた計画をプレゼンしました。もちろん解体なんかやったことない学生たち。
近所の解体施設の見学から専門家へのインタビューなどでなんとか様子をつかんで、前職の経験も活かしつつ個性的な計画とプレゼンを行ってくれました。
聞いている方も真剣。100名近い学生、教職員(職員参加は過去No1かも)に聞いていただき、翌日の5月31日夕方までの投票で今年度の設計者兼素人棟梁(予算やスケジュールを管理する人)が決まります。
ここまでは、自分だけのペースで進められます。
決まってからが、チームで作業する本番です。いろいろな方を巻き込む自力建設の真骨頂が始まります。
プレゼン後の休憩時間も、各案のブースに人がやってきて、設計者にいろいろ質問を投げかけます。
限られたプレゼン時間内では伝えきれなかった内容を、補足して説明にも力が入ります。
その後、昨年度の自力建設「Oasis」(環境教育施設の屋外調理場)の竣工式です。
調理場にふさわしく竣工式のイベントで火入れ式。手前の学生は、先人の知恵の火おこしでマッチに挑戦。惜しくも速さではかないませんでしたが、パフォーマンスではピカ一でしすた。(しかも1分かからず着火してました。)
これから始まる自力建設と、竣工を迎えいよいよ本格始動を迎える自力建設のお披露目となる一日でした。
今日から、学生ホールに展示を移して、だれでも見ていただける状態になりました。
力作の模型や図面、コンセプトシート等を見ていただけます。
模型を彩るトラックや人物は、エンジニア科2年の林産業コースの学生製作です。
准教授 辻充孝